住まいを選ぶとき、「近くに総合病院があるか」は特に子育て世帯やシニア世帯にとって大きな判断材料になります。板橋区は東京23区のなかでも医療インフラが整った区のひとつで、大学病院から地域救急病院まで複数の総合病院が区内に揃っています。
この記事では、板橋区内の主要な総合病院と各病院への駅別アクセス、医療環境が充実しているエリアの特徴、そして物件購入前に確認しておきたい医療面のチェックポイントをわかりやすくまとめました。板橋区への移住・住み替えを検討している方の参考になれば幸いです。
板橋区の医療環境の概要
板橋区の人口は約57万人(2025年時点)で、23区のなかでは中規模の区に位置します。区内には総合病院や大学病院が複数あり、都内の他区と比べても医療アクセスは充実しています。
区を管轄する板橋区保健所のほか、区内には二次救急・三次救急に対応する病院が複数あります。急病や重篤な症状のときに「近くに頼れる病院がない」という不安が生じにくいのは、板橋区の大きな生活上の安心感につながっています。
また、板橋区は地域のかかりつけ医(クリニック・診療所)も多く、内科・小児科・整形外科・眼科など各科のクリニックが各駅周辺に点在しています。総合病院だけでなく、日常的な医療アクセスにも優れた区といえます。
板橋区での物件探しについては、板橋区で家を買う完全ガイド|物件種別・エリア・予算の選び方もあわせてご覧ください。
板橋区の主要総合病院一覧
まず、板橋区内および隣接エリアの主要な総合病院を表にまとめます。
| 病院名 | 所在地(板橋区内) | 最寄り駅 | 駅からの目安 | 主な診療・特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 帝京大学医学部附属病院 | 板橋区加賀2丁目 | 都営三田線「板橋本町」/東武東上線「中板橋」 | 徒歩15〜20分/バス利用可 | 救命救急センター・高度医療・大学病院 |
| 東京都健康長寿医療センター | 板橋区栄町 | 都営三田線「高島平」 | 徒歩約15分/バス利用可 | 高齢者医療専門・研究機関 |
| 板橋中央総合病院 | 板橋区小豆沢 | 都営三田線「板橋本町」 | 徒歩約3〜5分 | 24時間救急・地域中核病院 |
| 東京北医療センター | 北区赤羽台(隣区) | JR「赤羽」 | 徒歩約20分 | 総合・救急(板橋区北部からも利用) |
| 板橋区医師会病院 | 板橋区常盤台 | 東武東上線「ときわ台」 | 徒歩約10分 | リハビリ・療養型 |
※東京北医療センターは北区に所在しますが、板橋区北部(赤羽台・舟渡・高島平エリア)からのアクセスが良く、板橋区民も多く利用しています。
帝京大学医学部附属病院HP:帝京大学医学部附属病院
東京都健康長寿医療センターHP:地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター 病院サイト
板橋中央総合病院HP:板橋中央総合病院/板橋セントラルクリニック
東京北医療センターHP:北区赤羽の総合病院 | 東京北医療センター
板橋区医師会病院HP:板橋区医師会病院
病院別アクセス詳細
帝京大学医学部附属病院
板橋区加賀2丁目に位置する大学病院です。救命救急センターを擁し、三次救急(重篤な救急患者を受け入れる最高レベルの救急)にも対応しています。板橋区内では最も高度な医療を提供する病院のひとつです。
アクセス方法
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- 都営三田線「板橋本町」駅:徒歩約15〜20分(やや距離あり)
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- 東武東上線「中板橋」駅:徒歩約20分
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- バス利用:「板橋本町」や「中板橋」から国際興業バスで「帝京大学病院」バス停下車
徒歩圏とは言いがたい距離ですが、バスを使えばアクセスは改善します。板橋本町エリアや中板橋エリアに住んでいれば、いざというときのバックアップとして心強い存在です。
外来診療は予約制が中心ですが、救急は24時間対応しています。高度な専門医療が必要な場合に頼れる病院として、板橋区の医療環境を支える重要な拠点です。
帝京大学医学部附属病院HP:帝京大学医学部附属病院
東京都健康長寿医療センター
板橋区栄町に位置する、東京都が設立した高齢者医療の専門機関です。単なる病院ではなく、老年医学の研究機関としての機能も持っています。
アクセス方法
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- 都営三田線「高島平」駅:徒歩約15分
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- バス利用:「高島平」駅から都営バスで「健康長寿医療センター前」下車
高島平エリアに居住している場合は、バスを組み合わせれば比較的アクセスしやすい病院です。高齢者医療に特化した専門病院として、シニア世帯や親の介護を考えている世帯には特に重要な存在です。
認知症・骨粗しょう症・心疾患など加齢に関わる疾患の診療に強く、一般的な大学病院とは異なるアプローチで地域の高齢者医療を支えています。
東京都健康長寿医療センターHP:地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター 病院サイト
板橋中央総合病院
板橋区小豆沢に位置する、地域の救急医療を支える中核病院です。都営三田線「板橋本町」駅から徒歩3〜5分と、板橋区内の総合病院のなかでは最も駅からのアクセスが良い病院です。
アクセス方法
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- 都営三田線「板橋本町」駅:徒歩約3〜5分(最も近い)
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- 都営三田線「志村坂上」駅:徒歩約15分
24時間救急対応を行っており、夜間や休日の急病時にも頼れる病院です。内科・外科・整形外科・産婦人科など幅広い診療科を有し、地域の一般的な医療ニーズに対応しています。
「板橋本町」駅周辺の物件を検討している方にとって、最も身近な総合病院です。
板橋中央総合病院HP:板橋中央総合病院/板橋セントラルクリニック
駅・エリア別の医療アクセス評価
板橋区内でも、居住エリアによって総合病院へのアクセスのしやすさは異なります。以下では主なエリアの医療アクセスを整理します。
板橋本町エリア(都営三田線)
板橋区内で最も医療アクセスに優れたエリアのひとつです。
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- 板橋中央総合病院:徒歩3〜5分(24時間救急)
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- 帝京大学附属病院:バスで約10分(救命救急センター)
救急病院まで徒歩5分以内というのは、東京23区内でも恵まれた環境です。小さなお子さんがいる家庭や、持病のある方、医療環境を最優先にしたい方に適したエリアといえます。
高島平エリア(都営三田線)
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- 東京都健康長寿医療センター:徒歩15分またはバス
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- 帝京大学附属病院:バスでアクセス可
高島平は大規模団地が多く、シニア世帯の居住率も高いエリアです。東京都健康長寿医療センターが徒歩圏にあることは、シニア世帯にとって大きな安心材料になります。
家賃・物件価格も板橋区のなかでは比較的手頃なため、コストと医療アクセスのバランスを重視する方に選ばれることが多いエリアです。
志村坂上・志村三丁目エリア(都営三田線)
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- 板橋中央総合病院:徒歩約15分
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- 帝京大学附属病院:バスで約15分
板橋本町ほど近くはありませんが、板橋中央総合病院へも徒歩でアクセスできる距離です。商業施設も充実しており、生活利便性と医療アクセスのバランスが取れたエリアです。
成増・赤塚エリア(東武東上線・有楽町線)
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- 総合病院へのアクセス:やや遠い(バス利用推奨)
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- かかりつけ医クリニック:充実
成増や赤塚エリアは、板橋区のなかでは総合病院へのアクセスがやや遠くなります。ただし、クリニックや調剤薬局は充実しており、日常的な医療には困りません。急病時は東武東上線で都心方面への移動や、タクシー利用も選択肢になります。
ときわ台・上板橋エリア(東武東上線)
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- 板橋区医師会病院:ときわ台駅から徒歩約10分(リハビリ・療養型)
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- 帝京大学附属病院:バスでアクセス可
日常のかかりつけ医は充実しています。救急病院へのアクセスはバス利用が現実的ですが、閑静な住宅街として人気のエリアです。
物件購入前に確認すべき医療環境チェックポイント
板橋区内の物件を検討する際、医療環境について以下のポイントを確認することをお勧めします。
1. 24時間救急病院までの所要時間
急病・事故のときに頼れる救急病院が何分以内にあるかは、特に子育て世帯やシニア世帯にとって重要です。板橋区内では板橋中央総合病院・帝京大学附属病院が主な24時間救急病院です。物件から病院まで車・タクシー・バスでどれくらいかかるか、実際に調べておくと安心です。
2. かかりつけ医(クリニック)の充実度
日常的な医療は総合病院ではなく、近所のクリニックで受診するケースがほとんどです。内科・小児科・整形外科など、自分の家族構成に必要な診療科のクリニックが徒歩圏内にあるかを確認しましょう。板橋区内のほとんどの駅周辺にはクリニックが点在しており、この点では区全体として安心できます。
3. 小児科の充実度(子育て世帯)
板橋区は都内でも小児科クリニックが充実している区のひとつです。「板橋区 小児科」で検索すると多くのクリニックが表示されますが、物件周辺の小児科の数・評判・診療時間(夜間対応があるか)を事前に調べることをお勧めします。
4. 整形外科・眼科・内科(シニア世帯)
シニア世帯が板橋区に移住・住み替えを検討する場合は、整形外科・眼科・内科のクリニックが近くにあるかも重要です。東京都健康長寿医療センターのある高島平エリアは、シニア世帯向けの医療環境として特に評価が高いです。
5. 調剤薬局の数
病院・クリニックの近くに調剤薬局があるかどうかも見落としがちなポイントです。処方箋が出たときに遠くまで薬を取りに行かなくて済むかどうかは、日常生活の質に直結します。板橋区内の主要駅周辺にはほぼ調剤薬局がありますが、路地裏の物件などは確認が必要です。
板橋区の医療環境総合評価
板橋区は都内でも医療インフラが整った区のひとつです。区内に大学病院(帝京大学附属病院)・高齢者専門医療機関(東京都健康長寿医療センター)・地域救急病院(板橋中央総合病院)が揃っており、多様な医療ニーズに対応できる体制が整っています。
特に都営三田線沿線(板橋本町・志村坂上・高島平エリア)は、複数の総合病院にアクセスしやすく、医療環境を重視する方に向いています。東武東上線沿線(成増・ときわ台など)は総合病院へのアクセスはやや遠くなりますが、クリニックは充実しており、日常的な医療には困りません。
板橋区での物件探しにおいては、医療環境だけでなく学区・交通アクセス・物件価格も含めた総合的な判断が大切です。板橋区の中古マンション成約価格データや不動産会社の選び方もあわせて確認しながら、後悔のない住まい選びの参考にしてください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 板橋区で24時間救急対応の病院はどこですか?
板橋区内で24時間救急対応を行っている主な病院は、板橋中央総合病院(都営三田線「板橋本町」駅徒歩3〜5分)と帝京大学医学部附属病院(「板橋本町」「中板橋」よりバス利用)です。帝京大学附属病院は救命救急センターを有しており、三次救急にも対応しています。夜間や休日の急病・事故に備え、居住エリアから最寄りの救急病院までのルートを事前に把握しておくことをお勧めします。
Q2. 板橋区に帝京大学病院はありますか?アクセス方法を教えてください。
はい、帝京大学医学部附属病院は板橋区加賀2丁目にあります。最寄り駅は都営三田線「板橋本町」または東武東上線「中板橋」ですが、どちらからも徒歩で15〜20分かかります。バスを利用する場合は、国際興業バスで「帝京大学病院」バス停まで行くのが便利です。高度な専門医療・救命救急が必要なときに頼れる板橋区最大の医療拠点です。
Q3. 子育て世帯が医療面で板橋区を選ぶメリットは何ですか?
板橋区は都内でも小児科クリニックが充実している区のひとつで、各駅周辺に複数の小児科があります。また、帝京大学附属病院には小児科・NICU(新生児集中治療室)があり、重症の場合も対応可能です。24時間救急を行う板橋中央総合病院も区内にあり、夜間の急病時の選択肢が揃っています。
Q4. 高島平エリアは医療アクセスが良いですか?
高島平エリアには東京都健康長寿医療センターがあり、都営三田線「高島平」駅から徒歩約15分またはバスでアクセスできます。特に高齢者医療に特化した専門機関が近くにあることは、シニア世帯にとって大きなメリットです。一方、小児科などは別のエリアのクリニックを利用する場合もあります。総合病院への距離は板橋本町エリアよりは少し遠くなりますが、日常的な医療環境(クリニック・薬局)は十分に整っています。
Q5. 板橋区内でクリニック・調剤薬局が多いエリアはどこですか?
板橋区内でクリニックや調剤薬局が特に集中しているのは、板橋本町・志村坂上・成増・ときわ台・上板橋・大山などの商業エリアです。これらの駅周辺は複数のクリニックと調剤薬局が揃っており、日常的な受診がしやすい環境です。引っ越し前に気になるエリアのクリニック情報をGoogleマップ等で事前確認しておくと安心です。
Q6. 板橋区のシニア世帯に最も医療環境が良いエリアはどこですか?
シニア世帯に特におすすめなのは高島平エリアと板橋本町エリアです。高島平には東京都健康長寿医療センター(高齢者医療専門)が近く、板橋本町には板橋中央総合病院(24時間救急)が徒歩5分圏内にあります。どちらも整形外科・内科・眼科などのクリニックも充実しており、シニア世帯の日常的な医療ニーズに応えやすい環境が整っています。物件価格も板橋区の中で比較的手頃なエリアが多く、コストパフォーマンスも高いです。
- 板橋区で24時間救急対応の病院はどこですか?
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板橋中央総合病院(都営三田線「板橋本町」駅徒歩3~5分)と帝京大学医学部附属病院が24時間救急対応しています。帝京大学附属病院は救命救急センターを有し、三次救急にも対応。居住エリアから最寄り救急病院までのルートを事前に把握することを推奨します。
- 板橋区に帝京大学病院はありますか?アクセス方法を教えてください。
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帝京大学医学部附属病院は板橋区加賀2丁目に所在。最寄り駅は都営三田線「板橋本町」または東武東上線「中板橋」で、いずれからも徒歩15~20分。国際興業バスで「帝京大学病院」バス停利用が便利です。
- 子育て世帯が医療面で板橋区を選ぶメリットは何ですか?
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小児科クリニックが各駅周辺に充実し、帝京大学附属病院には小児科・NICU完備。板橋中央総合病院の24時間救急体制があり、夜間急病時の選択肢が豊富です。
- 高島平エリアは医療アクセスが良いですか?
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東京都健康長寿医療センターが都営三田線「高島平」駅から徒歩15分またはバス利用でアクセス可。高齢者医療専門機関が近くにあることはシニア世帯の大きなメリット。日常的な医療環境も整っています。
- 板橋区内でクリニック・調剤薬局が多いエリアはどこですか?
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板橋本町・志村坂上・成増・ときわ台・上板橋・大山などの商業エリアにクリニックと調剤薬局が集中。引越し前にGoogleマップで事前確認を推奨します。
- 板橋区のシニア世帯に最も医療環境が良いエリアはどこですか?
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高島平エリア(東京都健康長寿医療センター近く)と板橋本町エリア(板橋中央総合病院徒歩5分圏内)がおすすめ。整形外科・眼科・内科クリニックも充実し、物件価格も手頃です。
まとめ:医療環境で選ぶ板橋区のエリア
板橋区は23区のなかでも医療インフラが整った区であり、大学病院・救急病院・地域クリニックが揃っています。医療環境を住まい選びの重要な基準にしている方には、特に以下のエリアがおすすめです。
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- 板橋本町エリア:板橋中央総合病院へ徒歩5分以内。帝京大附属病院へもバスでアクセス可。医療アクセス最優先の方に最適。
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- 高島平エリア:東京都健康長寿医療センターが近く、シニア世帯・高齢者医療を重視する方向け。物件価格も手頃。
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- 志村坂上エリア:板橋中央病院へ15分圏内。商業施設も揃い、バランスの取れたエリア。
医療環境は住んでからの安心感に直結します。物件の内見に加えて、最寄り病院・クリニックの場所と所要時間を実際に確認することをお勧めします。
板橋区の物件探しについては、板橋区の中古マンション成約価格データや不動産会社の選び方も参考にしてください。

